地震が発生したとき、地震に関する最も基本的な情報は、 地震の震源の位置です。
最近ではテレビでもおなじみですが、 この位置は、地震の断層を直接目で見つけだしているわけではありません。 地震計に記録された地震波の到達時刻から「推測」されています。
震源の位置を推測する原理は、GPS測量でも用いられています。 位置(軌道)がわかっている複数のGPS衛星からの電波が、 地表のGPS受信機まで伝播するにかかる時間をもとに、 地表にある受信機の位置を決めています。
本演習では、 震源決定の原理と方法を学び、 自らプログラムを作って、 地震の震源の位置を決めてみます。 その過程で、どのような要因が推定値に影響を与えるかも考えます。
1. 地震の震源決定の原理とプログラム作成 【演習1-1~4】
2. 日本の地震観測網
3. 本物のデータで震源決定 【演習3】
4. 断層の方向の推測 【演習4】
【レポート】
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★提出先:PandA
★締め切り: 2024年6月25日(火)17:00(X班)、 2024年7月16日(火)17:00(Y班)
締め切り後、レポートは一切受け取りません。