ついに、2014年11月25日に阿蘇火山が噴火しました。
阿蘇火山の活動経緯の概要は、
気象庁から公開されている解説資料でみられます。
(熊本地方気象台ホームページ)
現在の火山の活動のようすは、
火山研究センターホームページにある
ライブカメラや砂千里観測点の地震波形からわかります。
幸いにも、夏季実習で本堂トンネルに設置した広帯域地震計が、 噴火開始時を含めて、設置からこれまでずっとデータをとりつづけています。
今回の演習では、このデータから、 噴火前や噴火時に何が阿蘇火山に起こっているか を調べてみようと思います。
地動を見るためには、取得されたデータから、地震計の応答関数を 取り除く必要があります。 今回は、SACというソフトウェアを使ってこの作業を行いながら 地動のようすを観察します。
阿蘇のデータがあるサーバにログインして、 作業を行ってください。
作業やSACの使い方などはココ
サーバへのログインやwin形式のデータを扱うコマンド等は、
第1回目の演習のメモにあります。
ココ
※11月2日に起きたフィジー深発地震のP波を使って、
地震計の極性が正しいことを確認しました。
(12月1日追加)
ココ
※本堂観測点と第一火口の位置関係 。
本堂はおおよそ第一火口の南西約1kmにある。
(12月23日追加)
ココ
棒の立っているところが本堂の位置 。
距離スケール(m)は右下にある。